たんぽぽとは

たんぽぽとは、キク科タンポポ属の多年草の総称です。

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たんぽぽとは

 

たんぽぽとは、キク科タンポポ属の多年草の総称です。日本では、春になると日当たりの良い場所にたくさん咲いているので、どんな人でも必ず一度は目にしたことがあるでしょう。平地にはもちろん、高山にも生えていますし、土手やあぜ道、道路脇、空き地など、いたるところで咲いています。

たんぽぽはとにかく生命力が強いので、特に栄養や水分を与えなくても、土だけで栄養分や水分を摂取します。そして、花茎を出して伸びていき、やがて花弁をつけます。花弁は舌状花で、黄色や白色の花びらになります。

花が咲き終わると、花びらはすべて白色の冠毛になり、その根元には小さな実が付きます。これがいわゆるたんぽぽの種で、風に乗っていろんなところに飛んで行き、行き着いた先が土だったらそこに根付きます。そして、また花を咲かせるのですね。

たんぽぽには、春になると咲くニホンタンポポと、通年花を付け続けるセイヨウタンポポの2種類があります。ニホンタンポポは、総苞片が直立していますが、セイヨウタンポポは逆に反り返っているので、見分け方は簡単でしょう。最近みかけるのは、セイヨウタンポポの方が多くなっています。

と言うのも、セイヨウタンポポは花粉で交配する必要がないのですが、ニホンタンポポは花粉で交配する必要があるからです。たんぽぽは薬効があることでもよく知られていて、葉をお浸しにしたり、根を煎じたりして食されます。今では、健康食品の原材料として利用されることもあり、あらゆる効能がある野草としても知られています。

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