コーヒーを飲むと下痢っぽくなるのはカフェインが原因?

コーヒーを飲むと決まってお腹がゆるくなったり、下痢になってしまうのはなぜ?

サイトマップ

コーヒーを飲むと下痢っぽくなるのはカフェインが原因?

 

コーヒーを飲むとお腹がゆるくなる、下痢をしてしまうという方。 その原因の可能性は3つあります。

 

コーヒーを飲むとお腹が緩くなるのはなぜ?

 

1、カフェイン

ご存知の通り、コーヒーにはカフェインが含まれています。インスタントコーヒーでは、100mlあたり約50mg、ドリップコーヒーでは100mlあたり約90mgのカフェインが含まれています。 カフェインは、摂取しすぎると交感神経を活発にし、胃腸の働きを乱します。胃腸がうまく働かないために、吸収されず下痢となってしまうのです。 しかし、紅茶やお茶、ココアや栄養ドリンクなど、カフェインが含まれていてもコーヒー以外のものでは下痢にならないという方がほとんどで、カフェインが下痢の原因というのは少々、説得力に欠けるのが現状です。

 

2、タンニン
カフェインではなく、コーヒーに含まれるタンニンという成分が原因という説もあります。タンニンとは「渋み」成分で、とても酸化しやすい性質です。熱湯や空気に触れると、簡単に「タンニン酸」に変化します。 このタンニン酸はたんぱく質を固めてしまう作用があり、その結果、胃腸に悪い影響を及ぼし、下痢気味になるとされています。また、タンニンという成分自体、身体に合わないという方がいます。タンニンが身体に合わない方は、胃腸が荒れる原因となります。胃腸の調子を悪くするので、下痢っぽくなってしまうのです。タンニンが合わないと感じる方は、コーヒーだけでなく、緑茶や紅茶を飲んでもお腹がゆるくなります。タンニンが自分の身体に合う、合わないは、これを判断材料にすると良いです。

 

3、アレルギー
別ページでも紹介していますが、コーヒーでもアレルギーになります。 症状は、蕁麻疹が出たり、下痢をしたり、気持ち悪くなったりと、いわゆるアレルギーの症状です。 これらの症状が全て出る人もいれば、一つだけ出る人もいるように、症状には個人差があります。 紅茶や緑茶、栄養ドリンクなどを飲んでも、下痢をしないのに、コーヒーを飲むと下痢をするという方はアレルギー反応が出ている可能性があります。

結論、現状はどれも「これが下痢の原因だ!」と断定するのは難しいようです。 ただ、上記3つの原因はどれも下痢の要因となり得るものなので、悩んでいる方は、コーヒーを含め、カフェインが含まれているものは、出来るだけ避けた方が良いでしょう。 特に、体調があまりよくない時にカフェインを摂取する事は控えた方がいいです。また、胃や腸が弱い方も控えた方がよさそうですね。 カフェインを全く摂取しないようにすると言う事ではありません。たくさんカフェインを飲む習慣があるという人はその量を減らすだけでもOKです。

 

コーヒーを飲むと下痢になることを逆手にとって、便秘解消のときの手段にするのも良いですね! 便秘でお悩みの方は、毎日カフェインを含んだコーヒーなどを1杯または2杯飲むようにしてみてはいかがでしょうか? 便秘だから、「たくさんコーヒーを飲んで治そう!」という考え方はやめてくださいね〜!カフェインの過剰摂取は身体を壊しますよ。 何でも、ほどほどが一番です!

 

>> 妊娠中でも飲めるノンカフェインのお茶とは? <<