カフェイン頭痛

 

カフェインには、鎮静作用があるので頭痛を抑える効果が期待出来ます。頭痛と言うのは、脳の血管が拡張してしまうことで周りの細胞が圧迫され、それが痛みになり現れる症状です。カフェインは血管を収縮させてくれるため、頭痛が改善されるというわけですね。しかし、カフェインは頭痛を抑えるだけではなく、頭痛を引き起こすこともあるのです。

 

頭痛がある時にだけカフェインを摂取するのであれば問題はないのですが、普段から日常的にカフェインを摂取していると頭痛を感じることがあります。と言うのも、カフェインには中毒性があるからなんです。コーヒーやお茶などでカフェインを摂取しすぎている人は、ちょっとカフェインを摂取しなくなると頭痛がしてきます。そして、コーヒーやお茶を飲んでカフェインを摂取すると、頭痛も治まります。

これは、カフェイン禁断頭痛というもので、ある意味カフェイン中毒症状のひとつと言えるでしょう。カフェインによる頭痛と言うのは、自分では普通の頭痛との違いが分かりません。そのため、つい「カフェインで頭痛が治った」と勘違いしてしまう方が多いようです。

だから、無意識のうちにカフェインを摂る習慣がついてしまって、カフェイン中毒になってしまうのですね。しかし、普段からコーヒーやお茶などをよく飲んでカフェインを摂取している方は、カフェインによって頭痛が引き起こされているということも視野に入れておきましょう。そうしないと、さらに頭痛の症状が悪化していく可能性があります。

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