カフェイン中毒

 

カフェインに関しては、体にあまり良くないものというイメージはあるものの、どうして体に良くないのかというのはあまり知られていません。また、カフェインに関しての情報を見てみると、カフェインは体に良い効果があると書かれていることもあります。

だから、カフェインを摂取しすぎることへの危機感を持っている人は非常に少ないでしょう。しかし、カフェインを大量に摂取しすぎると、カフェイン中毒になってしまうことがあるんです。

カフェイン中毒と言うのは、アルコール中毒やニコチン中毒などと同じで、体内のカフェイン含有量が低下するとあらゆる症状を発症します。例えば、カフェインを摂取しすぎると、落ち着きがなくなったり、興奮したり、神経が過敏になったり、不眠症になることがあります。また、動悸や不整脈が引き起こされたり、筋肉の痙攣が起きたり、思考が上手く回らなくなるなどの症状が出ることもあります。こういった精神や体の状態が引き起こされることで、気持ちが不安定になったり、ストレスが溜まったりします。その状態が、すでにカフェイン中毒なのです。

慢性的なカフェイン中毒になると、動悸が常に起きたり、不安な気持ちが続いてうつ病のような状態になってしまいます。でも、多くの方は、こういった症状にも気がつきません。それは、常にカフェインを摂取する状態にあるからであって、いつの間にかカフェイン中毒になってしまっている方が多いんですね。カフェインにはこのように常習性があるので、摂取するにあたっては本来ならば充分な注意が必要なんです。

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